エンジニア・デザイナーなどの開発リソース不足を解消する手段として、注目を集めているのがラボ型開発です。

本記事では、ラボ型開発の基本知識をはじめ、メリットやデメリットについて解説します。興味を持った方は、ぜひ最後までご覧ください。

ラボ型開発とは

PCとタブレット

そもそもラボ型開発とは、委託開発手法の1種です。

一定期間エンジニアチームを確保する開発方法で、契約期間内であれば、進捗に合わせて各種変更ができます。

よって、要件が定まり切っていないときや、一部を内製にて実施したいときなどに向いています。

ソニックムーブでも力を入れており、どのような実績を残したかは後述します。

ラボ型開発が登場した背景

昨今はDX化をはじめ、IT人材を求める企業が増えています。しかし、一定レベルのIT人材の数は限られており、採用するのも簡単ではありません。

ラボ型開発であれば、一定の技術力が担保されたIT人材を確実にキープできます。

DX化に関する詳しい情報を知りたい方は、以下の記事を参照してください。

DX化って何? IT化との違いや重要性について解説!

ラボ型開発のメリット

PCとデスクチェア

ラボ型開発には、以下のようなメリットが存在します。

採用と育成の手間がかからない

代表的なメリットとして、採用と育成の手間がかからない点が挙げられます。

人材は採用するにしろ育成するにしろ、お金も時間もかかります。また、手間暇かけても、IT人材が育ちきらないケースも少なくありません。

ラボ型開発なら外部からIT人材を招聘するだけのため、確実にIT人材の採用ができます。

仕様変更に対応しやすい

もう1つのメリットとして、仕様変更に対応しやすい点も挙げられます。

ラボ型開発の場合は、そもそも期間単位で契約します。期間内であれば仕様変更が発生しても、追加費用はかかりません。

そのため、場合によっては仕様そのものが決まっていなくても依頼が可能です。

一定期間優秀な人材を確保できる

ラボ型開発であれば、一定期間優秀な人材を確保し続けられます。

契約期間中は、エンジニアチームは発注元の専属になります。そのため、途中で人が入れ替わることもなく、ノウハウを共有しながら作業を進めることが可能です。

また、1つの案件が終了しても、契約期間が残っていれば他の案件の依頼もできます。

ラボ型開発のデメリット

ラボ型開発には、メリットのみならずデメリットも一定数存在します。以下では、ラボ型開発のデメリットについて解説します。

準備期間が必要

主なデメリットとして、チームを立ち上げるに際して、一定の準備期間が必要な点が挙げられます。

ラボ型開発は、チームメンバーの選定、指揮系統の確立など、考えることが多いです。そのため、依頼する際はどの程度準備に時間がかかるか必ず把握しておきましょう。

仕事がなくてもコストが発生する

ラボ型開発は、基本的に人月・工数をベースで契約します。そのため、仕事がなくてもコストが発生してしまいます。

仕事があっても、発注量が少なければ割高になる可能性もあるため、事前にあらゆるパターンで試算を行いましょう。

ソニックムーブのラボ型開発実績

ソニックムーブではラボ型開発に力を入れており、ノウハウも充実しています。

必要な職能の分だけリソースを配置することで全体のコストを最適にしつつ、既存チームの仕組化や内製化も支援しています。

講談社の漫画アプリ、「マガポケ」も、ラボ型にて支援させて頂きました。詳細は、以下リンクよりぜひご覧ください。

講談社 マガポケ

まとめ

以上、ラボ型開発の基本情報を中心に、メリットとデメリットについて取り上げてきました。IT人材の需要が高まり続けている昨今、ラボ型開発を採用すれば確実にスキルと知識を有したIT人材を確保できます。

ソニックムーブでもラボ型開発のノウハウを活かしたサポートを実施しています。

開発の委託をお考えの方は、ぜひ一度公式サイトからお問い合わせください。

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