アプリをリリースしたものの、ダウンロード数が伸び悩んでいる。
かなりの数の企業やクリエイターが、上記のような壁にぶつかってしまっているはずです。
そこで、この記事ではアプリのダウンロード数を促進する効果的な方法を7つお伝えします。
予算をかけずに実行できる施策もあるので、まずはできることから始めてみてください。
目次
アプリのダウンロード数を促進する効果的な方法7選
アプリのダウンロード数を促進するうえで、特に効果的な方法は以下の7つです。
・プロモーション動画を作成する ・SNSや公式サイトで発信する ・Web広告を出稿する ・ASO対策を見直す ・イベント・キャンペーンをおこなう ・オフラインで宣伝する ・インフルエンサーを活用する |
プロモーション動画を作成する
アプリの内容や使い方をアピールするプロモーション動画を作成・公開することで、アプリのダウンロード数促進が期待できます。
動画には文字だけのコンテンツの5,000倍の情報量があるといわれており、アプリの魅力を効果的に伝えられるはずです。
動画の最後にアプリのダウンロードページにリンクするQRコードを表示したり、説明文にURLを記載したりすることで、動画視聴後すぐにアプリをダウンロードしてくれるユーザーが一定数出てくるでしょう。
SNSや公式サイトで発信する
SNSや自社の公式サイトでの発信は、予算をかけずにできるアプリのプロモーション方法です。
自社のSNSアカウントのフォロワー、公式サイトにアクセスしてくれる人は、アプリをダウンロードしてくれる可能性が高い存在だといえます。
また、SNS(特にX)は拡散性に優れており、情報を多くの人に伝えるのに最適な媒体です。
自社のファンがアプリの情報を拡散してくれることで、自社の存在を知らない潜在層にまでアプローチでき、アプリのダウンロード数促進が期待できます。
Web広告を出稿する
Web広告を出稿すれば、アプリや自社サービスに興味を持ってくれそうな潜在層にアプローチできます。
- リスティング広告
- バナー広告
- テキスト広告
- ネイティブ広告
Web広告には、上記のようにさまざまな種類があります。
各SNSは有料広告機能も備えられており、用途や予算に合わせて広告の種類を選択可能です。
もちろん、SNSだけでなくWeb記事やGoogleの検索画面に広告を表示させることもできます。
ASO対策を見直す
ASOとは「App Store Optimization」の略で、アプリストア最適化を意味します。
アプリストア内に無数にラインナップされているアプリの中で、「いかに自社のアプリをユーザーに見つけてもらうか」の対策をおこなうことをASO対策といいます。
ASO対策のチェックポイント例として、以下のものが挙げられます。
- アプリの名称は適切か(ユニークさ・わかりやすさ)
- アプリの名称や説明文に検索キーワードを盛り込んでいるか
- アプリのスクリーンショットを表示し、魅力をアピールできているか
- アプリの説明文はわかりやすいか
アプリをダウンロードする人の中には、ピンポイントでアプリの名称を入力して検索する人もいれば、大まかなジャンルや概要などのキーワードで検索する人も多くいます。
後者の方に以下にアプローチするかが、ASO対策の鍵です。
イベント・キャンペーンをおこなう
アプリのダウンロード数を促進するために、イベント・キャンペーンをおこなうのも有効です。
実際に多くの人を集めておこなうアプリのローンチイベントもいいですが、Web上でおこなうイベント・キャンペーンもアプリのダウンロード数促進に大きく貢献します。
- 期間内にアプリをダウンロードすればクーポンをプレゼント
- 友達紹介でギフト券プレゼント
- 有料機能を一定期間無料で使えるキャンペーン
例えば上記のようなものです。
イベント・キャンペーンは、既に数多くのユーザーを獲得しているアプリも定期的におこなっています。
新規でリリースしたタイミングはもちろん、ユーザーやファンを獲得した後も継続的におこなっていくのといいでしょう。
オフラインで宣伝する
企業の事業内容や業態によっては、オフラインでアプリのダウンロード促進活動をおこなっていくことも可能です。
実店舗があれば、店内にPOPやポスターを掲示したり、顧客に口頭でアピールしたりも可能でしょう。
また、駅や繁華街などの看板広告を出稿するのもオフラインでの宣伝方法の1つです。
インフルエンサーを活用する
SNSなどで大きな影響力を持っているインフルエンサーに自社のアプリを宣伝してもらえば、ダウンロード促進に大きく貢献してくれるでしょう。
昨今は、インフルエンサーの影響力をマーケティングに活用する企業が増加しており、これをインフルエンサー・マーケティングと呼びます。
ただし、インフルエンサーを起用する際は、アプリや自社サービスのイメージに合った人物を選定することが重要です。
また、各インフルエンサーによって強い影響を与えられる層・属性は違います。
インフルエンサーの人選を失敗してしまうと、望むような効果は得られないので注意しましょう。
アプリマーケティングを成功させる2つのポイント
最後に、アプリマーケティングを成功させるポイントを2つお伝えします。
・短期・長期の目標を設定する ・施策を1つずつ実行し効果測定する |
短期・長期の目標を設定する
アプリのダウンロード数を促進し、そしてそこから何らかのマネタイズに繋げるにしても、短期・長期の2種類の目標を設定しましょう。
その際は、短期目標は週間~月間単位、長期目標は数カ月~年単位で設定するのが適切です。
長期目標は、マーケティングの指針や目的を指す存在となってくれます。
また、短期目標を設定することで、その目標達成に向けての具体的なアクションが見い出せるはずです。
施策を1つずつ実行し効果測定する
本記事ではアプリのダウンロード数を促進する方法を7つ紹介しましたが、それらの施策は1つずつ確実に実行し、一定のタイミングで効果測定をおこなってください。
効果測定をおこなうことで、その施策がもたらした効果や抱える課題を見い出せ、次に起こすべきアクションが導き出されるはずです。
1度に複数の施策に手をつけてしまうと、どの施策にどれほどの効果があったのかを把握できなかったり、全ての施策に120%の力を注げずに終わってしまったりなどの失敗が想定されます。
1つずつ着実に進めながら効果測定・改善をし、PDCAサイクルを回していくことを意識してください。
まとめ
アプリのダウンロード数を促進する方法は、オンラインやオフライン、無料でできるものからある程度の費用がかかるものまで、さまざまあります。
アプリの特性やユーザーの属性、予算などに合わせて起こすアクションを選択してください。
また、施策は1つずつ実行し、その都度効果測定をおこなうことが大切です。
長期・短期の目標を設定したうえで、進捗を確認しながら進めていきましょう。
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