リマーケティングとは具体的に何を指すのか?リターゲティングとの違いは?といった疑問を持っているでしょうか。この記事ではリマーケティング広告に関する基礎知識をわかりやすく解説します。
目次
リマーケティング広告とは?リターゲティングとの違いはある?
リマーケティング広告とは、一度自社のWebサイトに訪れたことがあるユーザーに対し、再度広告を表示してアプローチをかけることを指します。
似たような言葉としてリターゲティングがあります。意味は全く同じで、媒体ごとに呼び方が違うだけです。
リマーケティング広告の仕組み
リマーケティング広告の仕組みには、Cookieが大きく関係しています。
Cookieとは、サイトを訪れたユーザーのデータを保存する機能のことを指します。
サイトタグを設定しておくことで、そこに訪れたユーザーにタグを付与できます。そのタグを追跡して、外部サイトの閲覧中などに広告を表示します。
リマーケティング広告でできること
具体的には以下の4つが挙げられます。
リマーケティング広告 | 概要 |
---|---|
標準のリマーケティング | 自社のWebサイトを閲覧したことがあるユーザーに対して、ネットワーク内のサイト・アプリを閲覧中に広告を表示する |
動的リマーケティング | ユーザーが過去に閲覧した商品・関連する商品の広告をカスタマイズして表示する |
検索広告向けリマーケティング | 自社のWebサイトを閲覧したことがあるユーザーが、検索エンジンを使用している最中に広告を表示する |
動画リマーケティング | 自社の動画を閲覧したことがあるユーザーに対して、ネットワーク内のサイト・アプリを閲覧中に広告を表示する |
4つの手法は、見込み顧客層への再アプローチ、単純接触回数を増やすことが目的です。
自社に対して少なからず興味を持っていることは間違いないため、コンバージョン率が高く、費用対効果も高くなります。
リマーケティング広告の進め方
リマーケティング広告を出稿する際は、以下の手順で進めていきます。
リマーケティングタグを取得する
まずは、Google・Yahoo!などの広告管理画面でリマーケティングタグを取得します。
取得したタグをサイトのソースコードに埋め込むことで、その後サイトを訪れたユーザーにCookieを付与できるようになります。
リマーケティングリストを作成する
続いて、Cookieを付与したユーザーをリスト化します。
リストにユーザーを追加するルール・リスト内に保有期間などを設定し、広告を表示するセグメントを決定します。
まとめ
リマーケティングとは、自社のWebサイトを訪れたことがあるユーザーに対して、再度広告を表示してアプローチすることを指します。
自社に対して興味を持っていることは確定しているため、高いコンバージョン率が期待できる手法です。
ただし、昨今はCookieに対する規制が急速に進んでいます。今後の動向に着目し、対策を練りつつ取り組みましょう。
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