Figmaは、ブラウザベースのデザインツールです。同時編集やバージョン管理が可能で、現在多くの企業で導入が進んでいます。この記事では、デザイン作業効率化に向けて、おすすめのFigmaプラグインをご紹介します。

Figmaプラグインとは

Figmaは標準で多くの機能を有していますが、さらにプラグインを導入することも可能です。プラグインとは標準機能を補足するものです。つまり、追加で欲しい機能をカスタマイズすることができます。

以下に、おすすめのFigmaプラグインの例を6つご紹介します。

Unsplash

https://www.figma.com/community/plugin/738454987945972471/unsplash

「Unsplash」は、写真素材を提供する無料のFigmaプラグインです。フリー写真素材サイト「Unsplash」に掲載されている画像を検索し、挿入できるようになります。

画像を探し、画像を保存してから挿入する手順が必要です。このプラグインを利用すれば、Figma内だけで高品質な画像を挿入できます。

複数の画像をすぐに取り込むことも可能であり、ダミー画像の挿入にも便利です。

Insert Big Image

https://www.figma.com/community/plugin/799646392992487942/insert-big-image

このプラグインは、解像度を維持したまま、大きいサイズの画像を挿入できます。

Figmaの基本機能では、横幅や高さが4096pxを超えると自動的にリサイズされます。
このリサイズにより、元の画像比率は保持していても、画像が粗くなることがあります。

これを利用すると、4096pxを超える画像を自動的に分割。グループ化して挿入してくれます。

制限を回避して大きな画像を元のサイズで挿入できるため、非常に便利です。

Iconify

https://www.figma.com/community/plugin/735098390272716381/iconify

「Iconify」は、Figmaで利用可能な素材が10万個以上揃ったFigmaプラグインです。アイコンを手軽にFigma上に挿入することができます。

複数のアイコンセットを利用できるため、探す手間が省略できます。

Clean Document

https://www.figma.com/community/plugin/767379019764649932/clean-document

「Clean Document」は、Figmaドキュメントを自動的に整理するプラグインです。複雑なレイヤーの構造を整頓することが可能です。また、不要なグループ化やラベルと一致しないテキストなどを一括で整理できます。

さらに、小数点で表されている位置や寸法を整数値に変換することもできます。手作業でデザインデータを整理する手間を軽減。レイヤー名を気にせずに作業できるので非常に効率的です。

Japanese Font Picker

https://www.figma.com/community/plugin/948851319619581556/japanese-font-picker

「Japanese Font Picker」は、Figma上で日本語フォントを試すことができるプラグインです。Figmaの標準機能では、実際の書体を確認することができません。よって、実際に適用するまで形状がわからないことがあります。しかし、これを使うことでサンプルが確認できます。

また、英字フォントの中から日本語フォントを探す手間も省略できます。

Batch Styler

https://www.figma.com/community/plugin/818203235789864127/batch-styler

「Batch Styler」は、テキストスタイルや色を一括で変更できるFigmaプラグインです。

プラグインを開くと、パネル登録されているスタイルを一覧で確認できます。一覧からスタイル名を選択し、設定を編集。複数のスタイルを選択して一度に変更できます。

まとめ

Figmaは、プラグインを使うとさらに便利になります。導入も簡単ですので、いろいろなプラグインを試してみましょう。

また、FigmaにはAIを利用した機能も導入されています。

デザイン作業を効率化するため、こちらの記事もぜひ参照してみてください。

https://solution-blog.sonicmoov.com/ux/figma-ai